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Win32版Firefoxの私的ビルドや、Cakewalkや標準MIDIファイル関連のソフトウェアを置いています。

2024年12月10日
Firefox 133.0.3 私的ビルド x64 SSE3をアップロード。

1. Firefox 私的ビルド

1.1. 特徴

Win32版Firefoxの私的ビルドです。これらのビルドは私個人がビルドしたものであり、Mozillaの公式ビルドではありません。ご自身の責任でご使用ください。特徴は下記の通りです:

  • CSIR PGOを適用。まず一時的なIR PGOビルドを作り、そのビルドで再びプロファイルデータを収集し、最終的なビルドに適用しています。通常のIR PGOに比べて、よりプログラムの実行状況に即した最適化が行われます(たぶん)。
  • インストーラや日本語パック(JLP)は、付属していません。
  • パッチをSourceフォルダ内へ添付。

1.2. ダウンロード

Firefox 133.0.3 私的ビルド

x64 SSE3

Firefox 133.0.3 [2024120915 en-US win32 tete009 x64 sse3 cspgo] (69.2MB)

  • MD5: 90a9b49bffa40cec1940821e9e607ccc
  • SHA1: 274ad3dfe7788577c4923225268f2726dbc6aa6b
  • SHA256: 0ffc3f3f152db6fb0b73dc54085a0f530c329da2adffcd16ff28aa4539b847cf

言語パック:

Firefox 私的ビルド 新旧バージョン置き場

ストレージの空き容量が少なくなった場合、古いバージョンは予告なく削除されることがあります。

1.3. アップデート方法 (我流)

参考までに、私が普段行っているFirefox 私的ビルドのアップデート方法をご紹介します:

  1. 私的ビルドの自己解凍書庫ファイルを実行し、適当な場所に解凍します。
  2. 旧バージョンのビルドがインストールされているフォルダ内に移動し、必要に応じて下記のファイル及びフォルダを別の場所にバックアップします。
    • searchpluginsフォルダ
    • pluginsフォルダ
    • tmemutil.iniファイル (もし有るなら)
    • PortableDataPathで指定したフォルダ (ポータブル化オプションを有効にしている場合)
  3. 旧バージョンのビルドを削除します。
  4. 必要に応じて、別の場所にバックアップしておいたファイル及びフォルダを、新しいビルドへコピーします。
  5. Firefoxの言語設定を「ja」に変更します。
  6. 日本語パック(JLP)のインストール方法は、「英語版Firefoxを日本語化する方法」を参照してください。

1.4. 英語版Firefoxを日本語化する方法

Firefox 私的ビルド」は英語版ですが、以下の方法で日本語化できます:

  1. まず、日本語パック( JLP)をインストールします。正式なJLPは以下のURLから入手できます。(Firefoxのバージョン)の部分は、Firefoxのバージョンの文字列(3.0.0等)に置き換えてください。なお、Firefoxのバージョンと、それに適用するJLPのバージョンは、一致させる必要があります:
    • http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/(Firefoxのバージョン)/win32/xpi/ja.xpi
    • ftp://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/(Firefoxのバージョン)/win32/xpi/ja.xpi
  2. 次に、Firefoxの言語設定を「ja」に変更します。主な方法を以下に3つ挙げます:
    • プロファイルフォルダにあるuser.jsをテキストエディタで開き(存在しない場合は新規作成し)、以下のような行を追加します。
      user_pref("intl.locale.requested", "ja");
    • Firefoxのロケーションバーに「about:config」と入力し、「intl.locale.requested」の設定値を「ja」に変更します。
    • Firefoxのショートカットのプロパティを開き、起動オプションを「"~\firefox.exe" -UILocale ja」のように変更します。

2. Thunderbird 私的ビルド

Win32版Thunderbirdの私的ビルドです。新しいバージョンのビルドはもう行いません。これらのビルドは私個人がビルドしたものであり、Mozillaの公式ビルドではありません。ご自身の責任でご使用ください。

2.1. 英語版Thunderbirdを日本語化する方法

Thunderbird 私的ビルド」は英語版ですが、以下の方法で日本語化できます:

  1. まず、日本語パック( JLP)をインストールします。正式なJLPは以下のURLから入手できます。(Thunderbirdのバージョン)の部分は、Thunderbirdのバージョンの文字列(2.0.0.0等)に置き換えてください。なお、Thunderbirdのバージョンと、それに適用するJLPのバージョンは、一致させる必要があります:
    • http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/thunderbird/releases/(Thunderbirdのバージョン)/win32/xpi/ja.xpi
    • ftp://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/thunderbird/releases/(Thunderbirdのバージョン)/win32/xpi/ja.xpi
  2. 次に、日本語化するJLPをローカルに保存し、ThunderbirdのToolsメニューにあるExtensionsを選び、Extensionsウィンドウを開きます。そしてInstallボタンを押し、ローカルにダウンロードしたJLPを選びます。
  3. 最後に、Thunderbirdの言語設定を「ja」に変更します。主な方法を以下に3つ挙げます:
    • プロファイルフォルダにあるuser.jsをテキストエディタで開き(存在しない場合は新規作成し)、以下のような行を追加します。
      user_pref("general.useragent.locale", "ja");
    • ThunderbirdのToolsメニューにあるOptionsを選び、Optionsウィンドウを開きます。AdvancedにあるGeneralタブを選び、Config Editorボタンを押してabout:configウィンドウを開きます。そして「general.useragent.locale」の設定値を「ja」に変更します。
    • Thunderbirdのショートカットのプロパティを開き、起動オプションを「"~\thunderbird.exe" -UILocale ja」のように変更します。

3. 私的ビルド専用DLL

3.1. リリース版DLL

Firefox 私的ビルド専用の、リリース版DLLです。

メモリユーティリティー

ポータブル化に失敗する可能性のある不具合を修正しました。

x64
tmemutil-20231004-x64.7z (58KB)
  • MD5: 3c0a9c88329dd1afb4b599f39af2e463
  • SHA1: 091077bf3360a8cd085ddfb6ffafaa6be8b5a482
  • SHA256: 87acdc00f6b22f90efbc9f0f84063187ee8222fcc953d695672874fef745f974

3.2. ベータ版DLL

現在のところ、利用可能なベータ版DLLは、ありません。

3.3. 不具合試験用DLL

私的ビルド (FirefoxThunderbird) 用のDLLですが、リリース版DLLベータ版DLLに不具合があるかどうかを試すためのDLLです。ほとんどの関数で、MS Cランタイムのコードをそのまま使用しています。

今まで私のビルドで不具合が発生していたけれど、以下のDLLと交換したら不具合が収まった場合は、交換前のDLLに不具合が存在することになります。その場合は、不具合のあるDLLのバージョン番号を、掲示板などでお知らせ頂けると助かります。

メモリユーティリティー

SSE
tmemutil-20120106-test.zip (Zip圧縮、6KB)
  • MD5: 7f2f1ffdf31e1e50bfb3e2244b80f65c
  • SHA1: 55095908b6011917e5d6985b16838806a34fcd49

4. Firefox・Thunderbird 私的ビルドのFAQ

4.1. 不具合に関するFAQ

言語パックをインストールしたのに、言語が変わりません。

以下を参考にしてください:

起動できません。またはC ランタイム エラー R6034が発生します。

  • 私的ビルドを他のビルドに上書きインストールした場合、新旧のファイルが混在して不具合が発生する場合があります。その場合は、新規フォルダにインストールしてください。
  • 他のフォルダにインストールされているnssckbi.dllが、新しいビルドの起動を阻害する場合があります。そんな時は、他のnssckbi.dllを一時的にリネームするなどしてから、新しいビルドの起動を試みてください。

ハイパースレッディング(HT)有効時、短時間固まることがあります。

tmemutil.iniファイルのProcessAffinityMask1または2を設定し、私的ビルドに1つの論理プロセッサだけを使わせると、症状が改善するかもしれません。

上記を試しても、まだ不具合が出ます。

以下を試してみてください。

以上を試してみて、私的ビルドのバグが疑われる場合、掲示板等でお知らせ頂けると助かります。その際、以下の情報も添えていただけると、不具合の原因を絞り込みやすくなるかも。

  • 不具合の内容および再現方法。
  • 私的ビルドのファイル名。
  • 私的ビルド専用DLLのファイル名。
  • 有効になっているアドオン(拡張機能・テーマ・プラグイン)。
  • OSCPUの名前。

4.2. tmemutil.iniについて

tmemutil.iniファイルは、tete009ビルドの初期化ファイルです。tmemutil.iniファイルがtete009ビルドのインストール先のルートフォルダに存在する場合、そこから設定値を読み込んで初期化を行います。

[General]セクション

Portable

ポータブル化するかどうか。規定値は0(無効)。1で有効。

ポータブル化オプションを有効にすると、アプリケーションデータフォルダ(CSIDL_APPDATAで識別)とローカルアプリケーションデータフォルダ(CSIDL_LOCAL_APPDATAで識別)のパスが、PortableDataPathで指定したフォルダのサブフォルダ(AppDataとLocalAppData)に置き換えられます。つまり、プロファイル等のデータがPortableDataPathで指定したフォルダ内に保存されるようになります。

最近のtete009ビルドをポータブル化して使うには、環境変数MOZ_LEGACY_PROFILES=1も設定しておく必要があります。この環境変数を設定すると、Firefox 67で行われたプロファイルの仕様変更が無効化されて、旧来の動作に戻ります。この環境変数をtmemutil.iniファイルの[Env]セクションに記述する事もできます。

PortableDataPath

ポータブル化オプション有効時の、ポータブルデータの保存場所を指定。規定値はPortableData

相対パスを指定した場合、tete009ビルドのルートフォルダが起点となります。パスの解決時にエラーが発生した場合は、規定値(PortableData)が使用されます。

CreateCrashDump

未処理の例外が発生したときに、クラッシュダンプを作成するかどうか。規定値は0(無効)。1で有効。Windows 2000環境の場合、dbghelp.dllバージョン5.1以上がインストールされている必要があります。

tete009ビルドがクラッシュする場合、このオプションを有効にしてクラッシュダンプを作成し、メールに添付して私に送って頂けると助かります。不具合の原因を特定しやすくなりますので。

tete009ビルドの動作が安定している場合は、このオプションを無効にしてください。

CrashDumpType

作成するクラッシュダンプの種類。MINIDUMP_TYPE値の組み合わせを、10進数または16進数(0xプリフィックス)で指定。規定値は0(MiniDumpNormal)。

GdiBatchLimit

詳しくはGdiSetBatchLimitを参照。規定値は0(Windowsにお任せ)。

ProcessAffinityMask

tete009ビルドが使用する論理プロセッサを、ビットベクタで指定。単一プロセッサシステムでは無視される。規定値は0(Windowsにお任せ)。詳しくはSetProcessAffinityMaskを参照。

ProcessAffinityMaskに設定する値は、SetProcessAffinityMaskの第2引数と同じ。Windowsの「電卓」で「表示」から「関数電卓」を選べば、2進数と10進数の変換を簡単に行える。具体的な例は、tmemutil.ini の ProcessAffinityMask 値を参照。

[Env]セクション

環境変数を指定できます。MOZ_LEGACY_PROFILES=1とか。


5. Cakewalk関連

5.1. はじめに

以下では、Cakewalk用のソフトウェアや、CALファイルを公開しています。

CakewalkシリーズのSONAR 1~3には、多数の不具合があります以下に挙げるソフトウェアはSONARでも動作するように作りましたが、それ以外はSONARでは動作対象外とさせていただきます。

5.2. CakeDDE (ケーク ディーディーイー)

CakeDDEは、Windows版CakewalkのMIDIイベント挿入を支援するためのアプリケーションです。バージョン4.70では、特定バージョンのCakewalkに存在する、CALのGetCurrentTrack関数のバグを回避するためのオプションを追加しました。

CakeDDE 4.70 (ZIP圧縮、402KB)

なお、現在のCakeDDEは、CakeDDEの設定を調節することにより、SONAR 1~4などの不具合を回避して使用することができます。SONARの不具合を回避する方法は、CakeDDEに付属するヘルプをご参照ください。

CakeDDEの特徴

  • 複数の直線やベジェ曲線を組み合わせることで、なめらかに変化するMIDIイベントを作ることができます。
  • MIDIイベントの密度を指定することができます。
  • ピッチベンド、チャンネルアフタータッチ、コントローラ、RPNNRPNを挿入することができます。
  • MIDI楽器の情報を、Cakewalkインストゥルメントファイル (*.ins) およびDXiから取り込むことができます。
  • 編集内容を標準MIDIファイル (SMF) として書き出せるので、Cakewalk以外のSMF編集ソフトでも、CakeDDEを利用できます。

5.3. Humanizer MFX Plug-in for Cakewalk

MIDI関連のイベントに対して、人間味を加えるためのCakewalk MFXプラグインです。本プラグインは、Windows 95以上の日本語版Windows上で動作するMIDIシーケンサのうち、「Cakewalk MFXプラグイン形式」に対応しているシーケンサで利用できます。Cubase SXでも利用できるかも?

Humanizer MFX Plug-in Version 1.01 for Cakewalk (ZIP圧縮、40KB)

Humanizer MFX Plug-in for Cakewalkのスナップ画像

5.4. Scale Value MFX Plug-in for Cakewalk

Cakewalkの「ベロシティスケール」コマンドのような操作を、MIDI関連の様々なイベントに対して適用できるMFXプラグインです。本プラグインは、Windows 95以上の日本語版Windows上で動作するMIDIシーケンサのうち、「Cakewalk MFXプラグイン形式」に対応しているシーケンサで利用できます。Cubase SXでも利用できるかも?

Scale Value MFX Plug-in Version 1.00 for Cakewalk (ZIP圧縮、38KB)

Scale Value MFX Plug-in for Cakewalkのスナップ画像

5.5. トラックちゃん for Cakewalk

Cakewalkにおいて、指定したトラックとその中にあるすべてのMIDI関連のイベントに対し、同じMIDIチャンネルを割り当てることのできるプログラムです。バージョン1.01では、SONAR 4などに対応しました。

トラックちゃん for Cakewalk version 1.01 (ZIP圧縮、56KB)

トラックちゃん for Cakewalkのスナップ画像

5.6. CALメニュー

CALメニューは、Cakewalk Home Studio、同Professional、同Pro Audioなどに内蔵されている、CAL機能を利用するためのプログラムです。バージョン1.02では、SONAR 4などに対応しました。

CALメニュー 1.02 (ZIP圧縮、33KB)

CALメニューのスナップ画像

5.7. ツール メニュー エディタ

Cakewalk 5.0以降には、メニューに[ツール]項目があります。ツール メニュー エディタは、この[ツール]項目にソフトウェアを登録したり、ソフトウェアを登録解除したりするための、簡易エディタです。フリーウェアです。

ツール メニュー エディタ 1.02 (ZIP圧縮、13KB)

ツール メニュー エディタのスナップ画像

5.8. ジャンプ ダイアログ

ジャンプ ダイアログは、Cakewalk 5.0以上にて、指定したタイム値にジャンプするためのダイアログ ボックスを表示します。フリーウェアです。

本ソフトを使用するには、CALファイルを実行できる環境が必要です。

ジャンプ ダイアログ 1.0 (ZIP圧縮、9KB)

ジャンプ ダイアログのスナップ画像

5.9. ノート イベント ヒューマナイザー

ノート イベント ヒューマナイザーは、Cakewalk 5.0以上にて、ノート イベントをいじり、MIDIデータに人間味を加えます。フリーウェアです。

本ソフトを使用するには、CALファイルを実行できる環境が必要です。

ノート イベント ヒューマナイザー Version 1.03 (ZIP圧縮、9KB)

ノート イベント ヒューマナイザーのスナップ画像

5.10. toolview.cal

Cakewalk Pro Audio 6.0上で、toolview.calを実行するたびに、ツールバーの表示・非表示が切り替わります。Cakewalk Professional 6.0上でも、動作するかもしれません。

toolview.cal Version 1.0 (ZIP圧縮、1KB)

5.11. GM2インストゥルメント定義 for Cakewalk

General MIDI level 2 (GM2) のパッチ、コントローラ、RPNを、Cakewalk上で利用できるようにするための、インストゥルメント定義ファイルです。

GM2インストゥルメント定義 for Cakewalk version 1.00 (ZIP圧縮、6KB)

5.12. CAL文送信用 秀丸マクロファイル

秀丸エディタで編集中のCAL文を、Cakewalkに実行させるためのマクロファイルです。ただし、ご使用のCakewalkが、動的データ交換によるCAL文の実行に対応している必要があります。

CAL文送信用 秀丸マクロファイル 1.00 (399バイト)


6. 標準MIDIファイル関連

以下では、標準MIDIファイル (SMF) 関連のソフトウェアを公開しています。

6.1. MikuMikuVoice SMF テンポ チェンジャー

MikuMikuVoice (樋口優氏作、VPVPにて公開)で出力されたSMFを読み込んで、指定のテンポに変換するプログラムです。Windows 95以降で動作するかも。

MikuMikuVoice SMF テンポ チェンジャー version 1.00 (ZIP圧縮、45KB)

  • MD5: 0f439a032881731951cea859fafa6c00
  • SHA1: c61ad0e216c9b64cb0da425798f8202991ed2894

MikuMikuVoice SMF テンポ チェンジャーのスナップ画像

6.2. MIDIマスターチューナー

MIDI機器のマスターチューニング用のシステム エクスクルーシブ (Sysex) データを作成するプログラムです。

MIDIマスターチューナー version 1.00 (ZIP圧縮、83KB)

動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

主な特徴は、以下の通りです:

  1. MIDI機器のマスターチューニング用Sysexデータを作成できます。対応しているSysexデータの形式は、GS、XG、GM2です。
  2. Sysexデータをファイルに保存できます。対応しているファイル形式は、標準MIDIファイル (SMF)、バイナリ、テキストです。
  3. よく使う設定値をプリセットに保存したり、プリセットから設定値を呼び出せます。

MIDIマスターチューナーのスナップ画像

6.3. MIDIスケールチューナー

MIDI機器のスケールチューニング用のシステム エクスクルーシブ (Sysex) データを作成するプログラムです。

MIDIスケールチューナー version 1.00 (ZIP圧縮、59KB)

動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

主な特徴は、以下の通りです:

  1. MIDI機器のスケールチューニング用Sysexデータを作成できます。対応しているSysexデータの形式は、GS、XG、GM2です。
  2. Sysexデータをファイルに保存できます。対応しているファイル形式は、標準MIDIファイル (SMF)、バイナリ、テキストです。
  3. よく使う設定値をプリセットに保存したり、プリセットから設定値を呼び出せます。

MIDIスケールチューナーのスナップ画像

6.4. SMFタップテンポ

「パソコンのキーボード」または「MIDI入力のノートオン」によるタップ (連打) を、SMFのテンポに変換するプログラムです。

SMFタップテンポ version 1.05 (ZIP圧縮、74KB)

動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

主な特徴は、以下の通りです:

  1. 「パソコンのキーボード」または「MIDI入力のノートオン」によるタップ (連打) をテンポに変換し、SMFとして保存できます。一部のアプリケーション (Cakewalk SONAR 2.2以下など) に対しては、テンポをクリップボード経由で貼り付けることもできます。
  2. 複数セットのタップを記憶し、その平均値からテンポを算出できます。
  3. 算出されたテンポに対し、なめらかな補間 (スプライン補間) を適用できます。
  4. 既存のSMFからテンポ情報をインポートできます。

SMFタップテンポのスナップ画像

テンポを補間しない場合の例 (Cakewalkのスナップ画像):
テンポを補間しない場合の例 (Cakewalkのスナップ画像)
テンポの補間数を10にした場合の例 (Cakewalkのスナップ画像):
テンポの補間数を10にした場合の例 (Cakewalkのスナップ画像)

6.5. SMF to MDS

標準MIDIファイルフォーマット0および1 (*.mid) を、MIDIストリームファイル (*.mds) に変換するためのプログラムです。

SMF to MDS version 1.00 (ZIP圧縮、31KB)

動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

DirectX SDKにあるサンプル、「Mid2strm: Converts MIDI File into MDS (MidiStream) File」と似ていますが、以下の点で優れています。

  1. SMFのSysexイベントを無視せず、MDSファイルに反映させます
  2. SMFに題名や著作権情報が含まれる場合、MDSファイルに反映させます。
  3. ストリームバッファの最大サイズを、1KB単位で指定できます。
  4. ランニングステータスを使用するかどうかを指定できます。

SMF to MDSのスナップ画像

6.6. SMFランナー

標準MIDIファイル (SMF) のランニングステータスを、有効化・無効化するためのアプリケーションです。フリーウェアです。ランニングステータスを用いると、それを用いないよりも、ファイルサイズを若干小さくできます。

SMFランナー 1.0 (ZIP圧縮、31KB)
動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

SMFランナーのスナップ画像

6.7. 14ビット精度値を取得

MIDIで使用される14ビット精度の整数値(0~16383)と、その上位バイト(MSB)値および下位バイト(LSB)値を算出するプログラムです。 Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下で使用できます。

14ビット精度値を取得 version 1.00 (ZIP圧縮、5KB)
動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

「14ビット精度値を取得」のスナップ画像

6.8. ttsmf0.dll

ttsmf0.dllは、標準MIDIファイル (SMF) フォーマット0の作成を手助けするダイナミックリンクライブラリ (DLL) です。SMFの内部構造を知らなくとも、SMFフォーマット0のデータを手軽に出力することができます。Win32 DLLを呼び出せるプログラムならば、当DLLを利用できます。

ttsmf0.dll version 1.03 (ZIP圧縮、47KB)

当アーカイブには、Visual BasicからCakewalk (SONARも含む) に対してSMFイベントを貼り付けるサンプルも付属しています。このサンプルの手法は、拙作のCakeDDEでも用いられています。

6.9. SMFパーサ

指定したファイルが、標準MIDIファイル規格1.0に適合しているかどうかを検証するためのプログラムです。

SMFパーサ version 1.00 (ZIP圧縮、19KB)

動作する環境: Windows 95以降のWindows (Intel x86) の日本語環境下。

このプログラムを作った目的は、自作のプログラムが正しいSMFを出力しているかどうかを、検証したかったからです。せっかく作ったので、公開することにしました。


7. その他

7.1. psd ファイルに ICC プロファイルを埋め込む

Photoshopのpsdファイルに、任意のICCプロファイルを埋め込むプログラムです。色空間の変換等の処理は行いません。Windows 98以降で動作します (Intel x86)。

psd ファイルに ICC プロファイルを埋め込む version 1.02 (ZIP圧縮、36KB)

  • MD5: 46f861a25641132e65635e7d7ad6b21f
  • SHA1: fae9a12174ebd67cb9924080764d8a45d67021e1

「psd ファイルに ICC プロファイルを埋め込む」のスナップ画像

7.2. システム アイドル タイマー リセッター

CPUがビジー状態の時に、Windowsのシステム アイドル タイマーをリセットして、コンピューターがスリープ状態になるのを防ぎます。Windows 7以降で動作します

システム アイドル タイマー リセッター version 1.00 (ZIP圧縮、7KB)

  • MD5: 75c0d0880e56108b36a21a4eb586f017
  • SHA1: c69c4405d7036af8c1ea1ac5c498e076d95566ca

7.3. NEF Thumbnail Extension for Windows 2000

NikonのNEFファイルを、エクスプローラの「縮小版」で表示できるようにするシェル拡張です。「縮小版」画像には、NEFファイル内のサムネイルを使用します。ご使用は自己責任で。

NEF Thumbnail Extension version 1.00 for Windows 2000 (ZIP圧縮、45KB)

  • MD5: 45EA546E12A8893B5833E1A1BE314AE9
  • SHA1: 93203B37F79713E26D3218D4A4A709F59A32CD07

7.4. PSAPI wrapper for PicLens on Windows 2000

PicLensをWindows 2000上で使えるようにするためのDLLです。Firefoxで動作を確認。

PSAPI wrapper for PicLens on Windows 2000 version 1.00 (ZIP圧縮、1KB)

  • MD5: AE88186A751493067CE73328E27BE405
  • SHA1: 28BB93D26627CB5930F4A75860C383535D3CB69F

使用方法:

  1. PSAPI.dllをWebブラウザの実行可能ファイル (例: firefox.exe) のあるフォルダへ置きます。
  2. PicLensをインストールします。
  3. Webブラウザを起動します。

うまくいかない場合は、PicLensを一度無効にしてWebブラウザを閉じ、再びWebブラウザを起動してPicLensを有効にしてみてください。

7.5. MidRadio Helper Plug-in

Firefox、SeaMonkey、Chrome、Opera上でMidRadio関連のファイル(MIDISMAF等)を演奏するプラグインです (Intel x86)。残念ながらMidRadio ActiveX コントロール自体が不安定なため、それを使用する本プラグインもクラッシュすることがあります。

Firefox、SeaMonkey用 XPIパッケージ
MidRadio Helper 1.0.2012.207 (XPIパッケージ、53KB)
  • MD5: d32adf212d06897110a1f6be4df9c437
  • SHA1: 5c6ec062489ef15b2cff52267b38127cfbf36e79
Chrome、Opera用
MidRadio Helper 1.0.2012.207 (52KB)
  • MD5: a0efdda50d5a4362b3c7331dfd8747c8
  • SHA1: 5c9eed9993e26892fc37657760e50dc4ae266f05
ソースコード
ソースコード (ZIP圧縮、45KB)
  • MD5: 9e54c46fe99ac9320294752bc1845d31
  • SHA1: c46166c8303bf4165e3eb2499513c03de03e85c3
動作に必要な環境:
  • たぶんWindows 2000以降のWindows (x86、x64)。
  • 比較的最近のWebブラウザ。
  • ミッドラジオプレーヤ Windows版がインストールされていること。
  • ATL DLLがWindowsにインストールされていること。Windows 2000等なら最初から入っているようです。
再生可能なファイル:
  • MIDI (*.mid)
  • MP3 (*.mp3,*.rmp)
  • MidRadio Media (*.mrm)
  • MidRadio Markup Language (*.mrl)
  • SMAF (*.mmf,*.mld,*.mqf,*.m3f,*.hvs)
  • SoundVQ (*.vqf)
  • WAVE (*.wav)
JavaScriptからの制御について:
JavaScriptで、以下のメソッドとプロパティをいじれる可能性あり。
メソッド:
Play()、Stop()、Pause()、Next()、Prev()。
プロパティ:
Src、AutoStart、Repeat、Text、Volume、Tempo、TimeFormat、CurrentPosition、StopPosition、Duration、Transpose、Version。(Versionは読み取り専用)
イベント:
OnEnd()、OnEndClip()、OnStart()、OnStartClip()、OnPause()、OnNext()、OnPrev()、OnRestart()、OnClickPlay()、OnClickStop()、OnClickPause()、OnClickNext()、OnClickPrev()。

動作デモのMidRadio 埋め込みテスト。MIDIプレーヤーもどきのサンプル。

7.6. プログラム アイコンの変更 (for Firefox & Thunderbird)

プログラム アイコンの変更を試みるプログラムです。かなり手抜き。FirefoxとThunderbirdをターゲットとして想定しています。ご使用は自己責任で。

プログラム アイコンの変更 (for Firefox & Thunderbird) version 0.04 (ZIP圧縮、5KB)
  • MD5: c2b5528039656cb67152264385269354
  • SHA1: 25eb5b4748d517c814062afd3d4447b62efb7fdb
動作する環境: たぶん、Windows 2000以降 (Intel x86)。

「プログラム アイコンの変更」のスナップ画像

7.7. XMLパーサ for 秀丸エディタ

32ビット版の「秀丸エディタ (秀まるお氏のホームページにて公開)」で編集中の文書が、XML文書かどうかを検証するためのマクロです。文書の検証にはMSXMLを使用します。

XMLパーサ for 秀丸エディタ version 1.11 (ZIP圧縮、22KB)

  • MD5: ab8284ef9d45508d81200f0006211b42
  • SHA1: a7f91302d1920e15c6206b02026945bb92f8984f
動作に必要な環境: