1. Firefox 私的ビルド
1.1. 特徴
Win32版Firefoxの私的ビルドです。これらのビルドは私個人がビルドしたものであり、Mozillaの公式ビルドではありません。ご自身の責任でご使用ください。特徴は下記の通りです:
- CSIR PGOを適用。まず一時的なIR PGOビルドを作り、そのビルドで再びプロファイルデータを収集し、最終的なビルドに適用しています。通常のIR PGOに比べて、よりプログラムの実行状況に即した最適化が行われます(たぶん)。
- インストーラや日本語パック(JLP)は、付属していません。
- パッチをSourceフォルダ内へ添付。
1.2. ダウンロード
Firefox 133.0.3 私的ビルド
- x64 SSE3
-
Firefox 133.0.3 [2024120915 en-US win32 tete009 x64 sse3 cspgo] (69.2MB)
- MD5: 90a9b49bffa40cec1940821e9e607ccc
- SHA1: 274ad3dfe7788577c4923225268f2726dbc6aa6b
- SHA256: 0ffc3f3f152db6fb0b73dc54085a0f530c329da2adffcd16ff28aa4539b847cf
言語パック:
Firefox 私的ビルド 新旧バージョン置き場
ストレージの空き容量が少なくなった場合、古いバージョンは予告なく削除されることがあります。
1.3. アップデート方法 (我流)
参考までに、私が普段行っているFirefox 私的ビルドのアップデート方法をご紹介します:
- 私的ビルドの自己解凍書庫ファイルを実行し、適当な場所に解凍します。
- 旧バージョンのビルドがインストールされているフォルダ内に移動し、必要に応じて下記のファイル及びフォルダを別の場所にバックアップします。
- searchpluginsフォルダ
- pluginsフォルダ
- tmemutil.iniファイル (もし有るなら)
- PortableDataPathで指定したフォルダ (ポータブル化オプションを有効にしている場合)
- 旧バージョンのビルドを削除します。
- 必要に応じて、別の場所にバックアップしておいたファイル及びフォルダを、新しいビルドへコピーします。
- Firefoxの言語設定を「ja」に変更します。
- 日本語パック(JLP)のインストール方法は、「英語版Firefoxを日本語化する方法」を参照してください。
1.4. 英語版Firefoxを日本語化する方法
「Firefox 私的ビルド」は英語版ですが、以下の方法で日本語化できます:
- まず、日本語パック(
JLP)をインストールします。正式なJLPは以下のURLから入手できます。
(Firefoxのバージョン)
の部分は、Firefoxのバージョンの文字列(3.0.0等)に置き換えてください。なお、Firefoxのバージョンと、それに適用するJLPのバージョンは、一致させる必要があります:- http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/(Firefoxのバージョン)/win32/xpi/ja.xpi
- ftp://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/(Firefoxのバージョン)/win32/xpi/ja.xpi
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次に、Firefoxの言語設定を「ja」に変更します。主な方法を以下に3つ挙げます:
- プロファイルフォルダにあるuser.jsをテキストエディタで開き(存在しない場合は新規作成し)、以下のような行を追加します。
user_pref("intl.locale.requested", "ja"); - Firefoxのロケーションバーに「about:config」と入力し、「intl.locale.requested」の設定値を「ja」に変更します。
- Firefoxのショートカットのプロパティを開き、起動オプションを「"~\firefox.exe" -UILocale ja」のように変更します。
- プロファイルフォルダにあるuser.jsをテキストエディタで開き(存在しない場合は新規作成し)、以下のような行を追加します。